11月度座談会の拝読御書

11月度座談会の拝読御書をまとめました。
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- 大白蓮華2023年11月号
- ¥250 (税込)
1. 御文
かかる者の弟子檀那とならん人々は、宿縁ふかしと思って、日蓮と同じく法華経を弘むべきなり。法華経の行者といわれぬること、はや不詳なり、まぬかれがたき身なり。
2. 通解
このような日蓮の弟子檀那となる人々は、宿縁(過去世の縁)が深いと思って日蓮と同じく法華経を弘めるべきである。
(末法の悪世で、あなたたちが)法華経の行者と言われていることは、もはや(世間の基準からいえば)不運なことであり、免れがたい身である。
3. 拝読のポイント
★仏法の「師弟の絆」は三世永遠
宿縁は、過去世からの因縁を意味しますがここでは、門下が師匠や法華経と過去世から深い関係にあることを指しています。
つまり、過去に広布の誓願を持ったがゆえに今、広布に進んでいることを教えられ、民衆救済の実践を促されているのです。
★地涌の誓願を胸に世界広布の前進
広宣流布は、全人類の宿命を転換し、世界の平和を実現しゆく究極の大聖業です。
一人一人が、久遠から誓い願って躍り出てきた宿縁深き兄弟姉妹なのです。
私たちは、どこまでも『日蓮と同じく法華経を弘むべきなり』との仰せのままに、縁する友に仏法を語っていくのです。
4. 図解
「不詳なり」ってなんだか怖いなぁ...
信心が深まり実践していくとそれを阻もうとして魔が起こってくるんだ。
だから本当は怖いことじゃなくてとっても名誉なことなんだ!
もし、難に負けそうになったら師弟の絆を自覚して地涌の誓願に立ち上がっていくことが重要なんだ!
5. まとめ
広宣流布の正しき師匠とめぐりあい、人間革命と宿命転換のドラマを幾重にも織りなしていく人生が、いかに気高く、またいかに尊いか。
師弟に徹するなかで、人間のための宗教である仏法は、不滅の輝きを放っていきます。
最高の人の振舞いである師弟の生き方が、人類の境涯を高め導いていくのです。
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